乗鞍 敏夫
(R6.5.27更新)
准教授
乗鞍 敏夫
ノリクラ トシオ(Norikura Toshio)
<所属>
・健康科学部:栄養学科
・健康科学研究科:基礎研究・実用技術領域 博士前期・後期課程
<連絡先>
t_norikura@(@以下にms.auhw.ac.jpを加えてください)
<研究業績などはこちらから>
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自己PR
教育
専門支持科目(生物、化学など)から専門科目(栄養教育、臨床栄養など)への橋渡しを意識した教育を行っています。
研究
アミノ酸やその代謝物の栄養素としての働きについて、培養細胞を用いた研究を行っています。
社会貢献活動
広い対象(小学生・中学生・高校生)に研究の魅力を伝える活動を行っています。
学位
□修士(生活科学)
□博士(生活科学)
研究キーワード
ケトン体の筋肉における生理作用
ケトン体は、低炭水化物ダイエットをはじめ、糖尿病や過度のダイエットをした時に血中濃度が上昇します。このケトン体が、筋細胞にどのような影響を与えるのかについて研究しています。
サルコペニアと慢性腎臓病の合併症における食事療法
高齢者における筋肉の減少(サルコペニア)では、たんぱく質の積極的な摂取が推奨されます。一方、高齢者におおくみられる慢性腎臓病(CKD)では、たんぱく質の摂取制限が推奨されます。これらの合併症は、高齢期には頻繁にみられますが、たんぱく質の摂取量の調整では対応は困難です。これらの合併症における新たな食事療法として、たんぱく質を構成するアミノ酸の代謝物の機能を研究しています。
主な担当科目とその概要
医療系科学の基礎(1年生前期)
人体の構造や機能(解剖生理学・生化学)の専門科目を理解するために必要となる、生物学・化学・物理学の基礎知識を学びます。
基礎栄養学(1年生後期)
栄養素の役割や機能、消化・吸収および体内動態、健康に及ぼす影響、栄養素の相互関連、疾病と栄養素との関連、エネルギー代謝などを学びます。
基礎栄養学実験(2年生前期)
ヒトを対象とした実験により、栄養素の消化・吸収・代謝・排泄、エネルギー消費量、遺伝子多型の知識の理解を深めていきます。
食事摂取基準論(2年生前期)
栄養素の必要量に対する根拠について学びます。
食品学実験Ⅱ
日本人が常用する食品中の標準的な栄養素量を示した「日本食品標準成分表(食品成分表)」は、栄養学の基盤となるデータべースです。この授業では、食品成分表に収載されている栄養素の定量実験を行うことで、化学分析の知識や技術の習得だけでなく、食品成分表や誤差要因(偶然誤差、系統誤差)への理解を深めていきます。