助産学実習
科目・科目群 | 看護学科専門科目・助産学コース | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
科目名 | 助産学実習 | |||||
授業形態 | 実習 | 単位数 | 7単位 | 選択・必修 | 助産学コース必修 | |
配当年次 | 4年次 | 学期 | 通年 | 合計コマ数 | 158コマ | |
コース選択 | 助産学コース | 他学科開講科目 | 該当なし | |||
科目責任者(学内連絡教員) | 大村 倫子 | 学内連絡教員 | 大村 倫子 | |||
科目担当者 | 大村 倫子、佐藤 愛、高橋 由美子、佐々木 知映、熊坂 美紀 | |||||
身につける力 | 該当なし | |||||
学習キーワード | 該当なし |
1.科目のねらい・目標
マタニティサイクルにある妊産褥婦・新生児およびその家族の健康生活を援助するために必要な知識・技術・態度を修得し、助産過程を展開し基本的な実践能力を養う。専門職として助産師の役割や責務を自覚した行動がとれるように学ぶ。
2.授業計画・内容・方法・準備学習等
1.授業計画・内容
実習内容
分娩介助、継続事例実習、保健指導、健康教育
病院実習
・正常分娩の介助を、10例以上行なう。分娩介助をする母子を入院から退院までケアを行なう。
・帝王切開術による出産の母子を1例受け持つ。
・1人の妊婦を継続的に受け持ち、妊婦健診、分娩介助、退院まで母子をケアする。その母子を産後2週間以内に家庭訪問し、健康診断・保健指導をおこなう。
・産科外来において妊婦健診および保健指導をする。
・母親学級等に参加し、集団指導のあり方を学ぶ。
・入院中の褥婦に指導(褥婦の退院後の生活・家族計画・育児・沐浴指導など)を行う
助産所実習
・助産所における分娩・妊婦ケア・新生児ケア・助産管理を学ぶ。
実習前オリエンテーション;実習前週 実施
実習施設
八戸市立市民病院、八戸赤十字病院、青森県立中央病院、国立病院機構弘前病院、むつ総合病院、きこキッズ助産院
2.方法:実習
実習期間:8月20日~11月30日の期間の7週間が実習期間となる(産婦の入院を待機し分娩介助するために、実習は夜間・土日・祝日におよぶことがある。実習期間後に継続事例家庭訪問・母子の健診を行う場合がある)
上記期間において助産所実習を3日間行なう。
3.準備学習:学内における助産コースにおける科目の復習と実習において各指導案などを事前に作成点検を受けて臨む
3.教科書
我部山キヨ子、武谷雄二編:「助産学講座1~10」(購入済み)
鈴木幸子、吉沢豊予子編:「マタニティアセスメントガイド 新訂第4版」、真興交易、2016.ISBN9784880032528
荒木勤:「最新産科学 正常編 改定第22版」、文光堂.(3年次購入済み) 荒木勤:「最新産科学 異常編 改定第22版」、文光堂.(3年次購入済み)
青木康子他編:「実践マタニティ診断 第4版」、医学書院、2016.ISBN978-4-260-02493-8
吉沢豊予子他:「新訂第4版マタニティアセスメントガイド」、真興交易医書出版部、2016. ISBN978-4-88003-252-8
4.参考書
新道幸惠他:「母性の心理社会的側面と看護ケア」、医学書院、1990.(購入済み)
サリー・インチ:「バースライツ」、メディカ出版、1992.ISBN4895736261
5.成績評価方法
課題リポート・実習記録・技術評価表・分娩介助件数・態度・出席状況を総合して評価します。ただし分娩介助実習(技術評価)においては6割以上にならなければ実習は合格とはならない。単位習得できない場合は不合格となる(次年度に再実習はできない)
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
学生個人の実習目標達成に応じて指導するよう心がけています。
7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)
実習は待機が含まれ、夜間・土日・祝日に及ぶことがあります。実習期間は述べ週数は7週間以上かかります。
また、宿泊待機になります。自らの健康管理を充分にして、チームワークをとり積極的に実習に臨んでください。
実習にかかる費用(生活費交通費等含む)は実習病院によって異なりますので、コース選択者全学生で折半となります。また、「助産管理」として「看護マネジメント実習」を読み替えますのでこの実習も同様とします。
実習場所については、科目責任者が決定配置します。