周産期医学1
科目・科目群 | 看護学科専門科目・助産学コース | |||||
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科目名 | 周産期医学1 | |||||
授業形態 | 講義 | 単位数 | 1単位 | 選択・必修 | 助産学コース必修 | |
配当年次 | 3年次 | 学期 | 後期 | 合計コマ数 | 8コマ | |
コース選択 | 助産学コース | 他学科開講科目 | 該当なし | |||
科目責任者(学内連絡教員) | 大村 倫子 | 学内連絡教員 | 大村 倫子 | |||
科目担当者 | 熊坂諒大、 平岡 友良 | |||||
身につける力 | 該当なし | |||||
学習キーワード | 該当なし |
1.科目のねらい・目標
妊娠・分娩・産褥にある女性や更年期の女性におこりやすい異常(疾患)の診断と治療について理解できる。
2.授業計画・内容・方法・準備学習等
1.授業計画・内容
〔熊坂非常勤講師〕
第1回妊娠の異常(切迫早産、子宮外妊娠、絨毛性疾患、常位胎盤剥離、前置胎盤、羊水の異常)
第2回胎児超音波検査、胎児疾患、CTGの読み方
第3回産科手術(帝王切開、産道損傷、癒着胎盤)と産科麻酔
第4回合併症妊娠(婦人科疾患;筋腫、子宮がん、性器奇形、子宮の位置異常)(内分泌疾患、血液疾患)
第5回分娩の異常(分娩の三要素の異常、異常出血)、分娩促進・誘導
第6回産褥の異常(乳腺炎、血栓塞栓症、DIC・HELLPE症候群、合併症妊娠の産褥管理)
〔平岡非常勤講師〕
第7回妊娠・産褥期に生じる精神疾患の診断と治療を概説・精神病性障害、気分障害、神経症性障害、摂食障害など周産期の精神疾患にたいする薬物療法の原則身体的治療と母乳哺育
第8回思春期の女性にみられる婦人科疾患(月経異常、思春期やせ症・摂食障害)、性感染症
2.方法:講義
3.準備学習:母性看護学の復習をして臨む
3.教科書
我部山キヨ子、武谷雄二編著:「助産学講座2基礎助産学[2]母子の基礎科学、第5版」、医学書院、2014. ISBN 978-4260-0-1837-1
武谷雄二他著:「第3版プリンシプル産科婦人科学1婦人科編」、メジカルビュー、2016. ISBN 978-4-7583-1219-6
武谷雄二他著:「第3版プリンシプル産科婦人科学2産科編」、メジカルビュー、2016. ISBN 978-4-7583-1220-2
4.参考書
荒木勤著:「改訂第22版最新産科学正常編」、文光堂、2009年、ISBN 978-8306-3119-1
荒木勤著:「改訂第22版 最新産科学 異常編」 、文光堂、2012年 、ISBN978-8306-3121-4
井上裕美監修:「病気が見える(9)婦人科・乳腺外科、第3版」、MEDIC MEDIA、平成25年、ISBN978896324624
井上裕美監修:「病気がみえる(10)産科第3版」、MEDICMEDIA、平成25年、ISBN9784896322620
岡村州博編著:「産褥期精神病看護のための最新医学講座15巻産科疾患」、中山書店、2005年、ISBN 4521624413
5.成績評価方法
定期試験(100%)
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
積極的に学ぶことを期待します。
7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)
平岡先生の「精神疾患の診断と治療の概説」は4年次・前期に「母性心理社会学」とあわせて行います。忘れず出席してください。