教職論

科目・科目群 栄養学科専門科目・栄養教諭科目
科目名 教職論
授業形態 講義 単位数 2単位 選択・必修 選択  
配当年次 3年 学期 後期 合計コマ数 15コマ
コース選択 栄養教諭教育課程 他学科開講科目 該当なし
科目責任者(学内連絡教員) 森本 洋介(清水 亮) 学内連絡教員 清水 亮
科目担当者 森本 洋介
身につける力 専門的知識に根差した実践力
学習キーワード 専門的知識、倫理的態度、キャリア形成

1.科目のねらい・目標

本講義では、現在教職を取り巻く諸状況に関して、制度及び実態の両面に視点を当てて、複眼的に考察し、その本質を読み解いていく試みを行う。受講生は、教職を取り巻く環境や教育を改善するための教員政策の形成、教員に求められる資質・能力などについて、的確な理解ができるようになる。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

1.授業計画・内容
第1回  教職の現状について考える(自己分析)
第2回  教職は一般の人々からどのように見られているか
第3回  教職の現状について考える(実態を知る)
第4回  教員の養成・採用・研修
第5回  教師の同僚性
第6回  教師と地域・保護者への対応の在り方
第7回  現行教育改革の背景と理念①(近年の学習指導要領の観点から)
第8回  現行教育改革の背景と理念②(PISA型学力とは何か)
第9回  現行教育改革の背景と理念③(学力低下論についての疑義)
第10回 これからの教師に求められる姿勢と教育方法(アクティブラーニングの考え方)
第11回 テクスト分析(ニュース項目を対象に)
第12回 問題解決型学習(問題提起編)
第13回 問題解決型学習(解決編)
第14回 子どもの発想を活かす制作の授業について検討する
第15回 試験および試験問題の意図等の解説、授業への講評

2.方法
適宜プリントやスライドを用いて講義をする。

3.準備学習
​授業計画を参考に、次の授業に関連する項目について調べる。『科目のねらい・目標』を意識し、配布資料等を用いて復習する。

3.教科書

なし。毎回の授業で資料を配布する。

4.参考書

各回の授業で適宜紹介する。

5.成績評価方法

テスト(50%)、制作物(30%)および授業への参加度(20%)から総合的に判断する。

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

寄せられたコメントを基に適宜改善・工夫を行う。本授業ではほぼ毎回アクティブラーニングを導入し、視聴覚教材も活用することで、受講生の積極的な授業参加を促している。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

教員と学生、学生同士での議論が授業の中心になる。受講者数や授業の進行状況によって、授業計画・内容を修正することがありうる。その際は適宜説明する。

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