栄養教育実習Ⅰ

科目・科目群 栄養学科専門科目・基幹科目
科目名 栄養教育実習Ⅰ
授業形態 実習 単位数 1単位 選択・必修 必修  
配当年次 3年次 学期 前期 合計コマ数 23コマ
コース選択 該当なし 他学科開講科目 該当なし
科目責任者(学内連絡教員) 鹿内 彩子 学内連絡教員 鹿内 彩子
科目担当者 鹿内 彩子
身につける力 専門的知識に根差した実践力
学習キーワード 専門的知識、専門的技術

1.科目のねらい・目標

栄養教育論やライフステージ栄養学、応用栄養学等で学んだことを、集団や個人を対象として実践的に展開するための教育技術の向上を目的とする。栄養教育実習Ⅰでは特にライフステージ別に個人・集団を対象とした栄養教育を中心に対象に応じた栄養教育を計画、実施、評価していくことを目標とする。そのために必要な基礎的知識・技術を習得する。また、栄養士業務において献立作成、栄養管理はコンピュータを用いて行うことが必要不可欠となっていることから、パソコンでの献立作成、栄養管理、指導媒体作成についてのスキルも身につける。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

1.授業計画・内容

第1回 (2コマ) 個人を対象としたライフステージ別栄養教育(1)
第2回  (2コマ) 個人を対象としたライフステージ別栄養教育(2)
第3回  (2コマ) 個人を対象としたライフステージ別栄養教育(3)
第4回  (2コマ) 個人を対象としたライフステージ別栄養教育(4)
第5回  (2コマ) 集団を対象としたライフステージ別栄養教育(1)
第6回  (2コマ) 集団を対象としたライフステージ別栄養教育(2)
第7回  (2コマ) 集団を対象としたライフステージ別栄養教育(3)
第8回  (2コマ) 集団を対象としたライフステージ別栄養教育(4)
第9回  (2コマ) 集団を対象としたライフステージ別栄養教育(5)
第10回  (2コマ) 映像媒体使用による栄養教育(1)
第11回  (2コマ) 映像媒体使用による栄養教育(2)
第12回  (1コマ) 映像媒体使用による栄養教育(3)

2.方法

対象に応じた栄養教育を計画、実施、評価していくために必要な基礎的知識・技術を習得するために、グループ活動を中心として、対象者の健康・食生活に関する情報収集、優先課題の特定、目標設定、計画立案、実施、評価そのフィードバックまでのマネジメントサイクルの流れにしたがって進め、健康増進、疾病の予防・治療に貢献できる力を養う。また、パソコンでの献立作成、栄養管理、指導媒体作成についてのスキルも身につけられるよう計画している。

3.準備学習

授業内容を踏まえて次回の授業に係る課題等に取り組むことを準備学習とする。班で課題の取り組みの必要に応じて予・復習、教材作成、などを計画的に行い、模擬指導や発表に向けて準備していく。

3.教科書

中村丁次・外山健二・笠原賀子 編著,:管理栄養士講座 栄養教育論,建帛社,2016, ISBN:978-4-7679-0561-7 (1年次購入済み)

4.参考書

食事調査マニュアル,日本栄養改善学会監修:食事調査マニュアル 改訂3版,南山堂,2016
ISBN-13: 978-4525633332

5.成績評価方法

授業への参加度とグループ学習の取り組み状況(60%)、リポート(10%)、教材作成技術(10%)、模擬栄養教育の実施と栄養プログラムの評価(20%)

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

課題に取り組む時間が多くなると思いますが、積極的に臨んでください。また、不明なことがあったら遠慮なく質問してください。複雑な作業などは、個々の進度を確認しながら進めていきます。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

グループワークやディスカッションをしながら効果的な栄養教育のあり方を検討するとともに、パソコンで課題を処理していくので、各自が積極的に取り組む姿勢を望みます。

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