食品加工学

科目・科目群 栄養学科専門科目・専門支持科目
科目名 食品加工学
授業形態 講義 単位数 2単位 選択・必修 選択  
配当年次 2年次 学期 後期 合計コマ数 15コマ
コース選択 該当なし 他学科開講科目 該当なし
科目責任者(学内連絡教員) 井澤 弘美 学内連絡教員 井澤 弘美
科目担当者 井澤 弘美
身につける力 専門的知識に根差した実践力
学習キーワード 専門的知識

1.科目のねらい・目標

限りある食料資源の有効活用のために、食品の加工や所蔵の技術が伝統文化から生まれ、今もなお進歩している。そのため本授業では、食卓に登場する食品はどのような素材がどのようにして加工され、または貯蔵され、そしてどのように流通しているのかを理解することを目的とする。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

1.授業計画・内容 (各回1コマ)
1.食品加工の意義・目的
2.食品の表示と規格基準
3.生産条件と栄養、食品流通の概略
4.保存による栄養成分の変化とその制御、環境条件による食品・栄養成分の変化
5.食品保存の方法、各食品の保存上の特徴
6.食品加工の方法
7.食品加工にともなう食品・栄養成分の変化、食品成分間反応
8.植物性食品の栄養と加工その1(穀類、いも類、豆類、種実類)
9.植物性食品の栄養と加工その2(野菜類、きのこ類、果実類、藻類)
10.動物性食品の分類と加工その1(肉類、魚介類)
11.動物性食品の分類と加工その2(乳類、卵類)
12.油脂、調味料、香辛料、嗜好飲料の栄養と加工
13.香辛料、嗜好飲料の栄養と加工
14.微生物利用食品、その他の食品栄養と加工
15.器具と容器包装

2.方法
教科書に沿ってパワーポイントおよび配布資料を解説しながら進めます。

3.事前準備
授業の最初に、出席確認をかねた小テストを行います。範囲は前回の授業範囲です。復習を心がけてください。

3.教科書

太田英明 他 編: 健康・栄養科学シリーズ 食べ物と健康 食品の加工 増補 南江堂 2016 ISBN 978-4-524-25607-5

4.参考書

必要に応じて資料配布、図書の紹介をする。

5.成績評価方法

期末試験(90%)と小テスト(10%)で評価します。なお、D評価の場合の再試験は実施しません。

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

資料をわかりやすく改良しました。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

この講義は選択科目ですが国試で頻出している分野なので、できる限り履修してください。

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