教育心理学
科目・科目群 | 栄養学科専門科目・栄養教諭科目 | |||||
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科目名 | 教育心理学 | |||||
授業形態 | 講義 | 単位数 | 1単位 | 選択・必修 | 選択 | |
配当年次 | 1年次 | 学期 | 後期 | 合計コマ数 | 8コマ | |
コース選択 | 栄養教諭教育課程 | 他学科開講科目 | 該当なし | |||
科目責任者(学内連絡教員) | 浅田豊 | 学内連絡教員 | 浅田豊 | |||
科目担当者 | 鈴木康弘 | |||||
身につける力 | 専門的知識に根差した実践力 | |||||
学習キーワード | 専門的知識、専門的技術、問題解決力 |
1.科目のねらい・目標
学生一人一人が、児童・生徒の発達と学習、知能、人格、測定、評価、集団、適応、集団などの基礎理論を身につけ、各発達段階における子どもの特徴を踏まえた効果的な指導法を考えることができる。
2.授業計画・内容・方法・準備学習等
1.授業計画・内容
1回目 教育心理学とは、発達と学習
2回目 ピアジェの認知発達論
3回目 エリクソンの生涯発達理論
4回目 レディネスをつくる発達理論(ヴィゴツキー、ブルーナー)
5回目 知能と性格の理論
6回目 学習意欲・動機づけの理論
7回目 授業の理論(受容学習、発見学習)と学習評価
8回目 集団としての子ども、いじめと不登校
2.方法
学生の準備学習をベースにして、レジュメと関連資料に沿って講義を行う。学生がアクティブ・ラーニングを通して理解を深められるように、毎回、グループワークやディベートを実施する。授業中に「自主学習課題」の達成度の確認を行う。
3.準備学習
最初の授業で、8回分の授業内容に対応した「自主学習課題」を配布する。基本事項の解説を理解できるまでノートにまとめるなどして学習し、□で囲った専門用語はグループワーク等でも使えるように覚えてくること。
3.教科書
市販の教科書は使用しない。授業用のテキスト(プリント)を事前配布する。
4.参考書
初回授業で提示
5.成績評価方法
期末筆記試験(80%)、準備学修の達成度(20%)。
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
授業アンケート結果では、興味、分かりやすさなど、評価項目全てにおいて平均を超えており、学生の満足できる授業であるといえる。教育心理学の基本事項の「自主学習課題」を事前配布して自主学習を促し、その内容を期末試験で確認すること、および、グループワークやディベートを活用した授業の進め方などが学生の学習動機づけや理解を高めていると考られる。
7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)
「将来、先生になる」ということを意識して授業に参加してほしい。当然だが、自主学習課題は授業の準備学習として確実にやってくること。