レクリエーション活動援助法
科目・科目群 | 専門科目群・専門支持科目 | |||||
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科目名 | レクリエーション活動援助法 | |||||
授業形態 | 講義 | 単位数 | 2単位 | 選択・必修 | 選択 | |
配当年次 | 2年 | 学期 | 前期 | 合計コマ数 | 15コマ | |
コース選択 | 該当なし | 他学科開講科目 | 該当なし | |||
科目責任者(学内連絡教員) | 三ツ谷正和(工藤英明) | 学内連絡教員 | 工藤英明 | |||
科目担当者 | 塩谷 彰宏、 木村 博子、 三ツ谷 正和 | |||||
身につける力 | 専門的知識に根ざした実践力 | |||||
学習キーワード | 専門的知識、表現力、健康科学リテラシー |
1.科目のねらい・目標
・レクリエーション・インストラクターとしての支援法と役割について学習します。
・レク・インストラクターは、福祉施設や学校、各地域の現場で、子供達や高齢者に、ゲームや歌や運動あそびといったレクリエーション活動を用いて、自主的、主体的な心の元気づくりを支援する指導者です。
本科目では、レクリエーション運動の楽しさ、および、それらを感じる心の仕組みについて、理論と実践を
交えながら学んで行きます。 この科目の目標は次の3つです。
①テキストやノートを活用しながら、レクリエーション支援およびレクリエーション・インストラクターの役割を説明することができる。
②理論と実践を通して、レクリエーション活動がもたらす楽しさや心の仕組みを根拠にした支援について解釈できる。
③グループワークを通して、レクリエーション支援のプログラムの立案と発表を実施することができる。
2.授業計画・内容・方法・準備学習等
1.授業計画・内容
第1回 レクリエーション概論① :レクリエーションという言葉の主旨(心を元気にする手段)について
第2回 レクリエーション概論② :レクリエーション支援の目的と、対象者を元気にする役割について
第3回 楽しさと心の元気づくりの理論① :レクリエーション活動の楽しさを感じる心の仕組みについて
第4回 楽しさと心の元気づくりの理論② :楽しさが心の元気をもたらす生理的仕組みと社会的仕組み
第5回 楽しさと心の元気づくりの理論③ :地域の絆づくりとレクリエーション~青森のねぶた祭り~
第6回 レクリエーション支援理論① :レクリエーション支援によるコミュニケーションと信頼関係
第7回 レクリエーション支援理論② :コミュニケーション活動を通した良好な集団づくりとその促進
第8回 レクリエーション支援理論③ :やる気が生じる心の仕組みとレクリエーション活動を楽しむ力
第9回 レクリエーション支援理論④ :成功体験を支え合う対象者とのかかわり合いと「自己効力感」
第10回 レクリエーション支援の方法① :対象者との信頼関係をつくるホスピタリティによる意思疎通
第11回 レクリエーション支援の方法② :気持ちをひとつにするコミュニケーション技術
第12回 レクリエーション支援の方法③ :良好な集団づくりの「アイスブレーキング」とプログラム
第13回 レクリエーション支援の方法④ :楽しむ力を高める目標設定とレクリエーション活動の展開法
第14回 レクリエーション支援の方法⑤ :レクリエーション活動を対象者に合わせるアレンジと応用
第15回 レクリエーション支援の方法⑥ :対象者の相互作用を促進するコミュニケーション技術の活用法
2.方法
レクリエーションの特質上、講義以外に実技(ソング・ダンス・ゲーム)を取り入れながら学習を進める
3.準備学習
予習資料としてのレクリエーション活動集等が配付された場合は、熟読して次に備えること。また、テキストやノート、授業内での実践を活用しながら、印象に残った箇所をテーマに選び、自分の考えを述べられる用意をしておくこと。支援プログラムは、インストラクターとして実践できるように練習しておくこと。
3.教科書
「楽しさをとおした心の元気づくり」公益財団法人 日本レクリエーション協会 2017年11月25日 発行
4.参考書
宇田川光雄 監修「基本のアイスブレーキング・ゲーム」公益財団法人 日本レクリエーション協会 発行
5.成績評価方法
レポート(80%) 授業への参加態度(20%)
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
特になし
7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)
教科書「楽しさをとおした心の元気づくり」(¥1,800+税)購入必要。 動きやすい服装で参加のこと。