物理療法学
科目・科目群 | 理学療法学科専門科目・基幹科目 | |||||
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科目名 | 物理療法学 | |||||
授業形態 | 演習 | 単位数 | 1単位 | 選択・必修 | 必修 | |
配当年次 | 1年次 | 学期 | 後期 | 合計コマ数 | 15コマ | |
コース選択 | 該当なし | 他学科開講科目 | 該当なし | |||
科目責任者(学内連絡教員) | 勘林 秀行 | 学内連絡教員 | 勘林 秀行 | |||
科目担当者 | 勘林 秀行、橋本 淳一、長門 五城 | |||||
身につける力 | 専門的知識に根差した実践力 | |||||
学習キーワード | 専門的知識、専門的技術、問題解決力 |
1.科目のねらい・目標
1)物理療法の定義、目的を理解する。
2)主要な病態(疼痛、炎症)について理解する。
3)物理的刺激が生体に及ぼす生理学的作用を説明できる。
4)各治療法の特徴と適応・禁忌を述べることができる。
5)疾患に合わせた適切な治療法を選択できる。
2.授業計画・内容・方法・準備学習等
1.授業計画
第 1回 物理療法総論、主な病態の理解①:疼痛
第 2回 主な病態の理解②:炎症、浮腫
第 3回 温熱・寒冷に対する生体反応
第 4回 温熱療法(ホットパック、パラフィン浴)、寒冷療法
第 5回 電気刺激に対する生体反応
第 6回 電気療法:各種の治療法
第 7回 水治療法の生理学的作用
第 8回 各種の水治療法、水治運動療法
第 9回 超音波療法の仕組み
第10回 超音波療法の実際
第11回 極超短波療法、超短波療法
第12回 光線療法:赤外線療法、紫外線療法、低出力レーザー
第13回 牽引療法
第14回 各種の疾患と物理療法
第15回 テスト及び解説
2.授業方法
科学的・生理学的作用機序などを説明した後で、実際の物理療法について、できる限りデモンストレーションを行う。
3.準備学習
前回の授業内容についての小テストを実施するので、しっかり復習すること。
3.教科書
庄本康治編集:PT・OTビジュアルテキスト エビデンスから身につける物理療法第1版、羊土社、2017年(ISBN:978-4-7581-0221-6)
4.参考書
細田多穂監修:シンプル理学療法学シリーズ物理療法学テキスト改訂第2版、南江堂、2013年(ISBN:978-4-524-26839-9)
渡辺一郎訳:EBM物理療法原著第3版、医歯薬出版、2010年(ISBN:978-4-263-21343-8)
奈良勲監修、網本和、菅原憲一編集:標準理学療法学専門分野、物理療法学第4版、医学書院、2013年(ISBN:978-4-260-01526-4)
松澤正、江口勝彦監修:物理療法学改訂第2版、金原出版、2012年(ISBN:978-4-307-75031-8)
嶋田智明、田口順子他著:物理療法マニュアル、医歯薬出版、1996年(ISBN:978-4-263-21900-3)
田渕健一監修:クライオセラピー~スポーツ外傷の管理における冷却療法、ブックハウスHD、1997年
5.成績評価方法
授業の参加態度(10%)、小テスト(30%)、第15回のテスト(60%)
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
資料や教材を吟味するとともに、物理療法学実習と連動させて理解が深まるようにする。
7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)
わからないことをそのままにせず、積極的に質問してください。