栄養学

科目・科目群 理学療法学科・専門支持科目
科目名 栄養学
授業形態 講義 単位数 1単位 選択・必修 選択  
配当年次 1年次 学期 後期 合計コマ数 8コマ
コース選択 該当なし 他学科開講科目 該当なし
科目責任者(学内連絡教員) 井澤 弘美 学内連絡教員 井澤 弘美
科目担当者 井澤 弘美、乗鞍 敏夫
身につける力 専門的知識に根差した実践力
学習キーワード 専門的知識

1.科目のねらい・目標

人間が生命を営むためには、水、空気、食物が必要です。特に、食物は少なくとも40種類以上の栄養素から構成されており、各栄養素には適切な摂取量があります。これらの栄養素が体にとって何のために、何故その量が必要なのかを解明し、理解することが栄養学です。
日本は世界でもトップの長寿国ですが、高齢化が進み、生活習慣病が増大しています。そのために、「食による一次予防」の重要性がこれまで以上に増していますが、その根拠の一つとなっているのが栄養学で、医療・保健・福祉に携わる者にとっては必要な学問です。
この科目では、栄養学の要点を押さえて簡潔に学習します。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

1.授業計画・内容
1) 栄養素の消化・吸収と体内動態(井澤)
栄養素の消化・吸収の仕組みと体内での挙動を学びます。
2) 糖質の栄養(井澤)
体内での糖質の代謝, 役割を学びます。
3) 脂質の栄養(井澤)
脂質の代謝と利用, 脂質代謝異常,脂質が関与する疾患について学びます。
4) たんぱく質の栄養(井澤)
体内でのタンパク質の代謝と利用, 他の栄養素との関係, タンパク質が関与する疾患について学びます。
5) ビタミンの栄養(乗鞍)
ビタミンの体内での代謝と働きについて学びます。
6) ミネラルの栄養(乗鞍)
ミネラルの体内での代謝と働きについて学びます。
7) 水・電解質の栄養的意義(乗鞍)
水分と電解質の役割について学びます。
8) エネルギー代謝の概念(乗鞍)
エネルギー消費量と測定法、臓器別エネルギー代謝について学びます。

2.方法
教科書に沿って重要な点をパワーポイントや別刷資料で解説しながら進めます。

3.事前準備
教科書などで予習すると理解が深まります。

3.教科書

カレント基礎栄養学. 木元幸一, 中嶋滋編著, 建帛社, 2014年, ISBN: 978-4-767904887

4.参考書

講義中に紹介します

5.成績評価方法

期末筆記試験の成績(井澤50点+乗鞍50点)で評価します。なお、D評価でも再試験は行いません。

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

多岐にわたる内容を8回でまとめるため、進行速度が速いです。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

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