解剖学
科目・科目群 | 理学療法学科専門科目・専門支持科目 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
科目名 | 解剖学 | |||||
授業形態 | 演習 | 単位数 | 2単位 | 選択・必修 | 必修 | |
配当年次 | 1年次 | 学期 | 前期 | 合計コマ数 | 30コマ | |
コース選択 | 該当なし | 他学科開講科目 | 該当なし | |||
科目責任者(学内連絡教員) | 鈴木 孝夫 | 学内連絡教員 | 鈴木 孝夫 | |||
科目担当者 | 鈴木 孝夫、李 相潤 | |||||
身につける力 | 専門的知識に根差した実践力 | |||||
学習キーワード | 専門的知識 |
1.科目のねらい・目標
医療を目指す者にとっては、人体の構造と機能に関して高度かつ正確な知識が必要とされる。医療・医学の学習の出発点であリ、今後のすべての学習の前提となる人体構造の基本的概念・事項を習得し、人体の全体像をつかむことを目的とする。
2.授業計画・内容・方法・準備学習等
1. 授業計画・内容
1 解剖学総論: 人体の概観、方向用語、身体の部位、器官と器官系について
2 組織学総論: 上皮組織、支持組織、筋組織、神経組織について
3 骨格系1: 骨学総論、骨の基本構造、骨の発生と成長について
4 骨格系2: 全身の骨格系(概論・骨名)について
5 骨格系3: 骨の連結:不動連結について
6 骨格系4: 骨の連結:可動連結(関節)について
7 筋 系1: 筋学総論、筋の基本構造、筋の作用について
8 筋 系2: 頭・頚部・体幹の筋(概論・筋名)について
9 筋 系3: 上肢の筋(概論・筋名)について
10 筋 系4: 下肢の筋(概論・筋名)について
11 循環器系1: 循環器系総論、肺循環と体循環について
12 循環器系2: 心臓の構造について
13 循環器系3: 全身の動・静脈の分布と走行について
14 循環器系4: 胎生循環、リンパ系について
15 消化器系1: 消化器系総論、上部消化管・消化腺について
16 消化器系2: 下部消化管・消化腺について
17 呼吸器系1: 呼吸器総論、上気道について
18 呼吸器系2: 下気道、縦郭について
19 泌尿器系1: 泌尿器系総論、腎臓について
20 泌尿器系2: 尿管、膀胱、尿道について
21 生殖器系: 男・女性生殖器、性差について
22 内分泌系: 各内分泌器官と分泌ホルモンについて
23 神経系1: 神経学総論、神経の区分、神経組織について
24 神経系2: 中枢神経系1 脊髄概観について
25 神経系3: 中枢神経系2 脳概観、機能局在について
26 神経系4: 末梢神経系1 脊髄神経について
27 神経系5: 末梢神経系2 脳神経、自律神経について
28 神経系6: 主要伝導路、反射路について
29 感覚器系: 感覚器と神経について
30 発生学概論
2. 方法
教科書に沿って作成した各器官系に関する演習資料を配布し、実物写真や理解しやすいカラーアトラスで解説しながら進める。
3. 事前準備
教科書などで、演習資料の( )内を予習する(埋める)と理解が深まる。
3.教科書
藤田恒太郎:「人体解剖学 改訂42版」南江堂(978-4-524-22246-9)
佐藤達夫訳:「人体解剖カラーアトラス 原書第7版」南江堂(978-4-524-26117-8)
4.参考書
井上貴央監訳:「カラー人体解剖学 構造と機能:ミクロからマクロまで」西村書店(4-89013-305-4)
森 於菟他:「解剖学(1)(2)(3)」金原出版(4-307-00341-1、-00342-X、-00343-8)
越智淳三訳:「解剖学アトラス」文光堂(4-8306-0015-2)
5.成績評価方法
中間試験(45%)、期末試験(45%)、参加態度(10%)による総合評価
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
各評価項目について全体平均より高い評価を得ているが、さらに授業内容を検討してこれまで以上に学生に即した授業内容としたい。
7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)
5月中に白衣を購入(詳細は後日連絡)