災害看護学
科目・科目群 | 看護学科専門科目・展開科目 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
科目名 | 災害看護学 | |||||
授業形態 | 講義 | 単位数 | 1単位 | 選択・必修 | 必修 | |
配当年次 | 3年次 | 学期 | 後期 | 合計コマ数 | 8コマ | |
コース選択 | 該当なし | 他学科開講科目 | 4学科選択可 | |||
科目責任者(学内連絡教員) | 村上 眞須美 | 学内連絡教員 | 村上 眞須美 | |||
科目担当者 | 村上 眞須美、千葉 武揚、佐藤 しのぶ | |||||
身につける力 | 該当なし | |||||
学習キーワード | 該当なし |
1.科目のねらい・目標
(1)災害が人々の健康に及ぼす影響と障害について学習する。
(2)災害時に看護が果たす役割、災害時看護支援活動について学習する。
(3)組織的、制度的災害対策について学習する。
2.授業計画・内容・方法・準備学習等
【1回目】村上
1.災害看護学概論
1)災害の定義
2)災害の分類
3)災害サイクル
2.災害への備え
【2回目】村上
1.病院における災害看護
1)病院における災害の備え
2)病院における災害の初動体制
3)災害訓練
【3回目】千葉
1.災害医療に対する理解
1)災害医療概論
2)プレホスピタルケア
2.災害時の看護専門職の役割と機能
1)災害初期の看護の実際
2)災害医療派遣チーム(DMAT)について
3)災害時における院内対応の実際
【4回目】村上
1.災害が人々に及ぼす影響
1)災害時の人間の行動について
2)災害各期における人々の健康問題
3)災害各期における看護職の役割と機能
2.災害時の多職種連携
【5回目】千葉
1.災害医療の特徴
1)トリアージと救急処置について
【6回目】千葉
1.災害時における院内対応の実際(演習)
【7回目】村上
1.災害に対する社会のしくみ
1)災害に関する諸制度について
2.災害時の心のケア
【8回目】佐藤
1.原子力災害
1)原子力と放射線の理解
2)原子力事故と人々の健康への影響
3)放射線事故への対応
3.教科書
酒井明子、菊池志津子編集:「看護学テキスト 災害看護 -看護の専門知識を統合して実践につなげる- 改訂第3版」、南江堂、2018.ISBN 978-4-524-25569-6
4.参考書
講義中に提示
5.成績評価方法
定期試験
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
学生自らが、非常持ち出し用品をそろえて持参するなど、災害への備えを実施できるよう工夫している。また、DMAT活動の経験がある教員が、実践に即した内容を講義している。災害現場を再現し全員がトリアージを体験できるように工夫している。
7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)
初回講義時に、災害の備えとして必要と思われる非常持ち出し品を持参し、避難できる服装で参加してください。