発達援助実習Ⅰ(精神看護)

科目・科目群 看護学科専門科目・基幹科目
科目名 発達援助実習Ⅰ(精神看護)
授業形態 実習 単位数 2単位 選択・必修 選択  
配当年次 3年次 学期 前期 合計コマ数 45コマ
コース選択 該当なし 他学科開講科目 該当なし
科目責任者(学内連絡教員) 清水 健史
学内連絡教員 清水 健史
科目担当者 清水 健史、石田 徹
身につける力 該当なし
学習キーワード 該当なし

1.科目のねらい・目標

目的:精神障害者の特徴を理解し、対象者のセルフケア向上に必要な看護援助の技法を学ぶ。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

1)学内オリエンテーション
実習開始前に、実習の目的、方法、評価、留意点について実習要項を元に説明する。
2)実習施設
病院、精神科デイケア、精神障害者社会復帰支援施設
3)実習期間
・1クール目:
6月4日-6月15日
・2クール目:
6月18日-6月29日
・3クール目:
7月2日-7月13日
4)実習方法及び実習内容
(1)セルフケアの視点で対象者を理解し、看護過程の展開ができる。
①精神症状によって影響を受けている日常生活行動について、情報収集、アセスメントができる。
②対象者に生じている健康問題の解決に向けたケアプランの立案ができる。
③対象者の状態に応じた接近技法を活用し、ケアを実施する。
④対象者の反応を観察し、ケアの効果を考察することができる。
⑤治療過程(薬物療法・精神療法・作業療法など)における看護者の役割を理解できる。
(2)社会復帰施設での活動を体験し、現状と課題について理解にする。
①社会復帰施設を利用する対象者の特徴、活動内容、及び支援内容について理解する。
②対象者の社会復帰を支援する関連職種の役割と連携について理解する。

3.教科書

特に指定しない

4.参考書

中井久夫、山口尚彦著:「看護のための精神医学第2版」、医学書院、2004.ISBN978-4260333252
南 裕子編著:「active nursing実践オレム-アンダーウッド理論 こころを癒す」、講談社、2005.ISBN 978-4-06-270215-7
野中 猛 著:「図説 精神障害リハビリテーション」、中央法規出版社、2004.ISBN978-4-8058-2348-4

5.成績評価方法

セルフケアの視点で対象を理解し看護過程を展開することができる40%、社会復帰施設での活動を体験し現状と課題について理解する10%、実習態度10%、終了レポート20%

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

受講生からは,「コミュニケーション技法を学ぶことができた」というコメントが多くよせられています。精神看護学実習では、臨床の看護師と教員が共同で講義を担当しており、実習の理解が深まるように工夫を行なっています。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

欠席はしないこと。

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