小児看護援助論

科目・科目群 看護学科専門科目・基幹科目
科目名 小児看護援助論
授業形態 演習 単位数 1単位 選択・必修 必修  
配当年次 3年次 学期 前期 合計コマ数 15コマ
コース選択 該当なし 他学科開講科目 該当なし
科目責任者(学内連絡教員) 田中 栄利子 学内連絡教員 田中 栄利子
科目担当者 田中 栄利子、谷川 涼子、伊藤 耕嗣
身につける力 専門的知識に根差した実践力
学習キーワード 専門的知識、専門的技術、クリティカル・シンキング

1.科目のねらい・目標

小児期の健康障害が子どもと家族に及ぼす影響を理解し、子どもの健康レベルに応じた看護を提供するための知識・技術を習得する。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

1.授業計画・内容
1~2回 健康障害が子どもと家族に及ぼす影響、成長・発達に合わせた看護
3回 小児看護における看護過程
4~5回 子どもによくみられる症状と看護
6~7回 急性期にある子どもと家族の看護
8回 低出生体重児とその家族の看護
9回 手術を受ける子どもと家族の看護
10~11回 慢性的な経過をたどる疾患の特徴、主な症状と看護
12回 慢性疾患を抱える子どもと家族の援助     
13回 終末期の子どもと家族の看護
14~15回 子どもを対象とした看護技術演習 (身体計測、バイタルサイン測定、清潔ケア など)
2.方法
講義:講義を行うとともに、ビデオや事例等を提示し、学生がデイスカッションする時間を設ける。
技術演習:実習状況を想定し取り組み、演習後は意見交換することで学習をさらに深める。
3.準備学習
小児看護概論の授業内容を復習しておくこと。
事前にシラバスに提示している授業内容を、あらかじめ読んでおくこと。

3.教科書

松尾宣武・濱中喜代編集:「新体系看護学全書 小児看護学2 健康障害をもつ小児の看護 第5版」、メヂカルフレンド社、2015. ISBN 978-4-8392-3286-3 (2年次後期購入)

松尾宣武・濱中喜代編集:「新体系看護学全書 小児看護学1 小児看護学概論・小児保健第5版」、メヂカルフレンド社、2015. ISBN 978-4-8392-3285-6 (1年次後期購入)

4.参考書

随時紹介する。

5.成績評価方法

定期試験(70%)、課題レポート(20%)、授業(演習も含む)への参加度(10%)

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

授業評価では比較的高い評価を得ています。広範囲にわたる科目ですが、事前学習や復習をし、自主的に学んだ学生から「学びは大きい」と評価されていますので、皆さん頑張って取り組んでいきましょう。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

小児看護概論や既習学習科目(人体構造機能学、人間発達援助論)などを踏まえて講義が展開されます。しっかり復習して授業に臨んでください。小児看護技術の演習は実習に役立つ内容ですので、実習前には本科目の演習資料をもとに復習してください。

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