老年看護援助論Ⅰ
科目・科目群 | 看護学科専門科目・基幹科目 | |||||
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科目名 | 老年看護援助論Ⅰ | |||||
授業形態 | 講義 | 単位数 | 1単位 | 選択・必修 | 必修 | |
配当年次 | 2年次 | 学期 | 前期 | 合計コマ数 | 14コマ | |
コース選択 | 該当なし | 他学科開講科目 | 該当なし | |||
科目責任者(学内連絡教員) | 長内 志津子 | 学内連絡教員 | 長内 志津子 | |||
科目担当者 | 長内 志津子、福岡 裕美子、木村 ゆかり | |||||
身につける力 | 該当なし | |||||
学習キーワード | 該当なし |
1.科目のねらい・目標
老年期を生きる高齢者の特徴とその生活を身体的,心理・精神的,社会的側面から理解する。また,高齢者に関連する保健医療福祉制度や倫理的課題について学ぶ。
2.授業計画・内容・方法・準備学習等
1.授業計画・内容
第1回 超高齢社会の統計的輪郭と高齢看護の基盤
第2~3回 高齢者擬似体験、ビデオ学習
第4回 グループワーク:高齢者擬似体験をとおして高齢者の特徴と生活環境を考える
第5回 グループワーク発表
第6~7回 高齢者によくみられる身体症状とヘルスアセスメント
第8回 高齢者の生活機能を整える看護の展開①日常生活を支える基本的活動、社会参加
第9回 高齢者の生活機能を整える看護の展開②食事・食生活
第10回 高齢者の生活機能を整える看護の展開③排泄・清潔
第11回 高齢者の生活機能を整える看護の展開④生活リズム・コミュニケーション、セクシュアリティ
第12回 高齢社会における保健福祉の動向
第13回 高齢社会における権利擁護、高齢者の人権と倫理的課題
第14回 高齢者の経過別看護
2.方法
高齢者擬似体験を行うことで,高齢者の理解を深めます。授業の事前・事後の自主的な学習を促すために,適宜小テストなどを行います。
3.準備学習
1年次に学習したことを基にした授業を行います。授業計画・内容を確認し、「人体構造機能学」「人間発達援助論」「実践基礎看護技術」の復習をして、授業に臨んでください。
3.教科書
北川公子他:「系統看護学講座専門分野Ⅱ 老年看護学,第9版」,医学書院,2018.ISBN 978-4-260-03186-8
山田律子編集:「生活機能からみた老年看護過程第3版」,医学書院,2016.ISBN 978-4-260-02836-3
亀井智子編集:「根拠と事故防止からみた老年看護技術第2版」,医学書院,2016.ISBN 978-4-260-02498-3
4.参考書
鳥羽研二:「系統看護学講座専門分野Ⅱ 老年看護 病態・疾病論 第5版」,医学書院,2018.ISBN 978-4-260-03172-1
厚生統計協会:「国民衛生の動向2017/2018 厚生の指標 増刊」,厚生統計協会,2017.
正木治恵・真田弘美:「老年看護学概論「老いを生きる」を支えることとは改訂第2版」,南江堂,2016.ISBN 978-4-524-25901-4
杉山孝博:「イラストでわかる高齢者のからだと病気」,中央法規,2013.ISBN 9784805839188
その他,講義の中で適宜紹介する。
5.成績評価方法
試験 80%,演習・レポート 15%,参加状況 5%
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
アクティブラーニング,動画を用い,受講者が高齢者や場面をイメージできるよう工夫しています。授業内容に関連した、過去の国家試験問題を提示し、受講者自身が理解度を確認できるようにしています。
7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)
高齢者疑似体験時は、動きやすい服装(スカート不可)で、運動靴あるいはナースシューズを着用すること。