看護過程演習
科目・科目群 | 看護学科専門科目・基幹科目 | |||||
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科目名 | 看護過程演習 | |||||
授業形態 | 演習 | 単位数 | 1単位 | 選択・必修 | 必修 | |
配当年次 | 2年次 | 学期 | 前期 | 合計コマ数 | 15コマ | |
コース選択 | 該当なし | 他学科開講科目 | 該当なし | |||
科目責任者(学内連絡教員) | 福井 幸子 | 学内連絡教員 | 福井 幸子 | |||
科目担当者 | 福井 幸子、 藤本 真記子、小池 祥太郎、小林 昭子、市川 美奈子、沼田 祐子 | |||||
身につける力 | 専門的知識に根差した実践力 | |||||
学習キーワード | 主体的学習力、専門的知識、問題解決力 |
1.科目のねらい・目標
看護過程の展開方法について理解できる。
2.授業計画・内容・方法・準備学習等
1.授業計画・内容
第1・2回目 情報収集
第3・4回目 情報収集・分析、全体像
第5・6回目 全体像、看護問題の明確化
第7・8回目 中間発表、計画立案
第9・10回目 計画立案
第11・12回目 実施・評価
第13・14・15回目 発表会
2.方法
紙上事例の看護過程をグループワークで展開していきます。
3.準備学習
1年後期科目の「看護過程」で得た基礎的知識を活用し、グループで事例を展開するので、復習して
授業に臨んでください。
3.教科書
1)茂野かおる他:「系統看護学講座 専門分野Ⅰ 基礎看護学(2)基礎看護技術Ⅰ( 第16版)」,医学書院,2015.ISBN978-4-260-01999-6(実践基礎看護技術Ⅰで購入済み)
2)井上智子,佐藤千史編:「病期・病態・重症度からみた疾患別看護過程+病態関連図(第3版)」,医学書院,2016.ISBN 978-4-260-02835-6
3)NANDA-International/日本看護診断学会監訳:「NANDA-I看護診断定義と分類 2015-2017」,医学書院,2012.ISBN 978-4-260-02088-6
4) 高木永子監修:「看護過程に沿った対症看護(第4版)」,学研メディカル秀潤社,2010.ISBN978-4-7809-1025-4
他、1年次の「看護過程」で使用した授業資料、「実践基礎看護技術Ⅰ」「実践基礎看護技術Ⅱ」で使用したテキスト
4.参考書
1) リンダJ.カルペニート=モイエ著/新道幸恵監訳:「カルペニート看護診断ハンドブック( 第10版)」,医学書院,2014.ISBN 978-4-260-01877-7
2) 任和子編:「改訂版 実習記録の看護過程展開ガイド -ヘンダーソン、ゴードン、NANDAの枠組みによる-」,照林社,2015.ISBN 978-4-7965-2344-8
3) 江川隆子:「コンパクト新版 これなら使える看護診断 厳選NANDA-I看護診断83」,医学書院,2013.ISBN 978-4-260-01846-3
4) 阿部俊子監修:「エビデンスに基づく症状別看護ケア関連図 改訂版」,中央法規,2013.ISBN 978-4-8058-3777-1
5)グロリア・M・ブレチェク他著/中木高夫他訳:「看護介入分類<NIC>」,南江堂,2012.ISBN 978-4-524-25318-0
6) スー・ムアヘッド他著/江本愛子監訳:「看護成果分類〈NOC〉 看護ケアを評価するための指標・測定尺度」,医学書院,2010.ISBN 978-4-260-01031-3
7) マリオン ジョンソン他著/藤村龍子監訳:「看護診断・成果・介入―NANDA,NOC,NICのリンケージ」, 医学書院,2009.ISBN 978-4-260-00262-2
8)リンダJ.カルペニート=モイエ著/新道幸恵監訳:「カルペニート看護診断マニュアル(第8版)」,医学書院,2011,ISBN 978-4-260-00665-1
9)ロザリンダ・アルファロールフィヴァ著:「基本から学ぶ看護過程と看護診断 (第7版)」,医学書院,2012.ISBN 978-4-260-01689-
5.成績評価方法
1)演習 60%(グループ評価30%、個人評価30%)
2)筆記試験 40%(前期定期試験期間中に実施)
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
昨年の授業改善アンケート結果は、評価項目すべてにおいて全体平均を上回っており、達成感があったという肯定的な意見が多くみられました。今後も主体的・意欲的に参加できるよう、教材を含めて指導方法を工夫していきます。
7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)
計画した事例の援助については、実施の場面を想定して教員が患者の反応を返します。期待した結果が得られるようグループメンバー全員でディスカッションし、事例患者が抱える問題の解決に向かって取り組んでいきましょう。