看護学概論Ⅰ
科目・科目群 | 看護学科専門科目・基幹科目 | |||||
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科目名 | 看護学概論Ⅰ | |||||
授業形態 | 講義 | 単位数 | 1単位 | 選択・必修 | 必修 | |
配当年次 | 1年次 | 学期 | 前期 | 合計コマ数 | 8コマ | |
コース選択 | 該当なし | 他学科開講科目 | 4学科選択可 | |||
科目責任者(学内連絡教員) | 藤本 真記子 | 学内連絡教員 | 藤本 真記子 | |||
科目担当者 | 藤本 真記子、小池 祥太郎、小林 昭子、沼田 祐子 | |||||
身につける力 | 専門的知識に根ざした実践力 | |||||
学習キーワード | 専門的知識、問題解決力、クリティカルシンキング |
1.科目のねらい・目標
看護の定義・概念、看護の歴史的変遷、看護専門職の役割・活動、看護対象者の理解、看護実践を支える法律・教育制度といった内容を学ぶことで、「看護とは何か」をおおむね理解できる。
2.授業計画・内容・方法・準備学習等
1.授業計画・内容
第1回 看護の特質、看護の対象
第2回 看護の歴史的変遷、看護の定義・概念
第3回 人々の健康生活を巡る社会の仕組みと看護の役割・機能
第4回 看護実践を支えるもの 1)クリティカルシンキング、看護過程
第5回 看護実践を支えるもの 2)看護の法律・制度、教育制度
第6~8回 看護サービス提供の場とその広がり グループワーク、発表、まとめ
2.方法
講義、グループワークおよび発表
・具体的事例を通して、「看護」についての考えを、科目の前半・後半でまとめ、その変化を考える
・看護サービス提供の場とそれぞれにおける看護の役割について、グループ討議し、発表する
3.準備学習
・次週講義の事前学習を課せられた場合は、事前学習してきてください
・特に課題がない場合は、講義後にテキスト・参考書の関連部分を読み、学びを深めてください
3.教科書
茂野香おる:「系統看護学講座、専門1、基礎看護学1、看護学概論(第16版)」,医学書院,2016年.
ISBN978-4-260-02181-4
※看護学科以外の学生は準備不要
4.参考書
1)ライダー島崎玲子・小山敦代・田中幸子編著:「看護学概論、第4版、看護追求へのアプローチ」,
医歯薬出版,2018年.ISBN978-4-263-23700-7
2)佐藤登美編集:「新体系看護学全書、基礎看護学①、看護学概論(第4版)」,メヂカルフレンド社,
2017年.ISBN978-4-8392-3320-4
5.成績評価方法
筆記試験70%、事前・事後学習および課題提出状況30%
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
一方的に講義を聴くのではなく、皆さん自身が考えを述べたり、興味を持って関係図書を開いたりできるような工夫を、検討していきたいと思います。
7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)
さまざまな視点から看護を学ぶことで、看護学科の学生には自分の「看護観」を作っていく第1歩としてもらい、他学科の学生及び高校生の皆さんには「看護」に対する理解を深めていただければと思っています。