人間と心理
科目・科目群 | 人間総合科学科目・人間と存在 | |||||
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科目名 | 人間と心理 | |||||
授業形態 | 講義 | 単位数 | 2単位 | 選択・必修 | 選択 | |
配当年次 | 1年次 | 学期 | 後期 | 合計コマ数 | 15コマ | |
コース選択 | 該当なし | 他学科開講科目 | 該当なし | |||
科目責任者(学内連絡教員) | 岡田 敦史 | 学内連絡教員 | 岡田 敦史 | |||
科目担当者 | 岡田 敦史 | |||||
身につける力 | 自らを高める力 | |||||
学習キーワード | 教養、主体的学習力 |
1.科目のねらい・目標
心理学は、心とは何かを問い、心のはたらきを明らかにする学問領域である。人間を総体的に客観的に理解し、心の多様性や普遍性について理解することを目的とする。
2.授業計画・内容・方法・準備学習等
授業計画
第1回 オリエンテーション、心理学の主な領域の概観
第2回 心理学とは何か、心理学の枠組み
第3回 心理学の歴史と方法
第4回 感覚と知覚(その1:感覚の一般的性質)
第5回 感覚と知覚(その2:知覚、空間知覚、運動知覚)
第6回 学習と記憶(その1:学習の成立、古典的条件づけ)
第7回 学習と記憶(その2:オペラント条件づけ、観察学習)
第8回 学習と記憶(その3:記憶、記憶の測定、記憶のゆがみ)
第9回 動機づけと情動
第10回 発達(その1:遺伝と環境、ピアジェの認知発達理論)
第11回 発達(その2:思春期、エリクソンの心理社会的発達課題、生涯発達の視点)
第12回 性格(類型と特性、ビッグ・ファイブ)
第13回 性格(心理学的アセスメント)
第14回 対人関係(対人魅力、援助行動)
第15回 まとめ
内容
教科書に沿って進めるが,興味関心がもてるよう動画を提示したり,小グループのディスカッションも行う。
方法
教科書に沿って授業は進むが、心理学の領域、方法、知見について具体的・体験的な理解を目指す。
準備学習
日常的に,家族,友人,自分自身の心のはたらきについて,主観的,客観的な視点で観察してほしい。
3.教科書
梅本・大山・岡本・高橋 共著 :「心理学 第2版 心のはたらきを知る」、 サイエンス社 、2014 、ISBN978-4-7819-1338-4
4.参考書
Susan Nolen-Hoeksema, Barbara Fredrickson, Geoffrey R. Loftus, Christel Lutz :「Introduction to Psychology」、Cengage Learning、2014 (スーザンノーレン・ホークセマ, バーバラ・L. フレデリックソン. 内田一成(監訳):「ヒルガードの心理学 第16版」、 金剛出版 、2015、 ISBN 477241438X, 9784772414388)
5.成績評価方法
期末試験(80%)、授業中に課す小リポート(20%)
6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)
プレゼンテーションは適切な速度で行う。授業終了後、リクエストがあれば再提示する時間を設ける。