生涯スポーツ

1.科目のねらい・目標

【講義】
本授業では健康増進や維持のために、応急処置を含む予防医学をとり入れる。そして我々の生活の身近なできごとを取り上げ、討論を通して健康の在り方を考える。
【実技】基本的な身体動作を学び、生涯におけるスポーツの楽しみ方を身につけ、日常の健康増進や維持に必要な運動方法を取得する。更に、「生きる力」を養うために、集中授業として夏の野外活動を実施し、仲間との意識の向上や自然との向き合い方を学ぶ。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

 1．授業計画・内容
　1-2回目　健康と運動/トレーニング方法論*
　3-4回目　スポーツと応急処置*
　5-8回目　トレッキング**
　　9回目　ストレッチング・基本的な身体動作の理解
　10回目　トレーニングマシンの使用方の獲得
　11回目　フットサルの基本練習とゲーム
　12回目　バスケットボールの基本練習とゲーム
　13回目　バドミントンの基本練習とゲーム
　14回目　バレーボールの基本練習とゲーム
　15回目　カーリングの基本練習
　（1回2コマ）
　*集中講義（健康に関する講義/応急処置を含む野外実習の事前準備など8/6）
　**野外活動（トレッキング－白神山地、Aグループ：8/7、Bグループ：8/8）。
　　 注）台風や気象変動などによる日程や場所変更の可能性があります（予備8/9、8/10）。

2．方法
　グループは種目別に新しく構成し、コミュニケーション能力の向上とリーダーシップが発揮できるようにする。
　また、種目別のクループ構成は上手な人と苦手な人を組み合わせ、協調性と仲間意識を学ぶ。

3．準備学習
　受業の前には実施する種目の基本的なルールや知識を自主的に学習し、参加する。

3.教科書

授業で資料配布

4.参考書

杉晴夫編集：「運動生理学(栄養・健康科学シリーズ) 改訂第3版」、南江堂、2001年、ISBN　4524223835

5.成績評価方法

受業への参加態度（80％）、小テスト（20％）

6.授業の工夫している点（授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等）

授業ではケガ防止のために十分なウオーミングアップを実施していから行う。本授業では個人の体力レベルやパフォーマンス向上を目的としているのではなく、仲間とともに生涯のスポーツとして行うことを重要視している。さらに、授業の中でははじめて会う人とのコミュニケーションや協調性、リーダーシップが発揮できることを期待している。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

必要な物品：トレッキングに必要な用具（靴、服、雨具、タオル、帽子、水、昼食など）＋観覧料（200円）
*集中講義と野外活動にすべて参加できない人は、生涯スポーツの科目履修を認めない。