人間と歴史

科目・科目群 人間総合科学科目・人間と存在
科目名 人間と歴史
授業形態 講義 単位数 2単位 選択・必修 選択  
配当年次 1年次 学期 前期 合計コマ数 15コマ
コース選択 該当なし 他学科開講科目 該当なし
科目責任者(学内連絡教員) 小山内 豊彦 学内連絡教員 該当なし
科目担当者 小山内 豊彦
身につける力 自らを高める力
学習キーワード 教養

1.科目のねらい・目標

 洋の東西を問わず「歴史は繰り返す」と言われている。歴史を深く理解することによってのみ、われわれは未来への道しるべを手に入れることができるのであり、その意味で歴史はまさに現代社会の教科書である。
 この授業では今の日本の政治・経済・文化のバックボーンを形成している、古代律令制に焦点を当てて、まずその基本を理解した上で、日本史における古代-中世-近世-近代-現代が有しているそれぞれの「特質」と、各時代を一貫して貫いている「原理」を解説することによって、日本の現代社会の新たな理解の仕方を身につけてもらうものである。

2.授業計画・内容・方法・準備学習等

 授業の進行上、「古代」、「中世鎌倉時代」、「近世江戸時代」など時代区分を行っているが、歴史とは本来連続しているものであり、本講においては、毎回「通史」的視点を前面に打ち出しながら授業を進めていく。
第1回  古代の中央官制と地方官制について
第2回  位階制度と官職について
第3回  国制について
第4回  古代における主な歴史的エピソードについて
第5回  中世鎌倉時代における歴史的エピソードについて
第6回  中世室町時代における歴史的エピソードについて
第7回  近世織豊時代における歴史的エピソードについて
第8回  近世江戸時代における歴史的エピソードについて その1
第9回  近世江戸時代における歴史的エピソードについて その2
第10回 近世江戸時代における歴史的エピソードについて その3
第11回 江戸幕府の崩壊と明治新政府の成立について
第12回 明治時代の中央・地方の政治制度について
第13回 戦後の民主的政治体制について
第14回 日本史を貫く普遍的な価値について その1
第15回 日本史を貫く普遍的な価値について その2

3.教科書

プリント等の配布

4.参考書

特に指定しない

5.成績評価方法

リポートにより評価する

6.授業の工夫している点(授業改善アンケート結果やピアレビュー結果から検討した内容等)

歴史小説や歴史ドラマ等を引用しながら歴史を身近かなものとして理解してもらう。

7.備考(学生へのメッセージ、購入が必要な物品等)

この講義を受ければ、歴史小説や時代小説がより面白く、興味深く読めるようになります。

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